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【住みながらリノベーション】インコと暮らす木住スタッフ実家ガチリノベ体験記➁~窓について考える!2024窓リノベ補助金の巻~

当記事はスタッフによる体験記という形式のため、通常時より砕けた表現・文章となっておりますのでご了承ください。

前回までのあらすじ

築40年以上になる戸建て(実家)暮らしの木住スタッフ……色々と問題を抱える自宅を一念発起リノベーションすることに!
そんなスタッフ自らのリノベ実録体験記をご紹介。

まずは現地調査や要望などを踏まえ、間取りプランが決定しました!

古いお家は冬は寒く夏は暑いとよく言われますが……
かくいう我が家も真冬は暖房をつけていても場所によってな~んか寒かったり、真夏の2階は激暑だったり、窓周りの結露がものすごくて気付いたらカビが発生していたり……そして空調が効いているスペースから動きたくなくなる……というまさにそんな状態です。

さてさて、お家の断熱性が低い場合、最も熱が逃げてしまうのは「開口部」──そう、主に窓や玄関ドア
単板ガラスやアルミサッシなどだと熱伝導率が高いので外気の影響を受け、建て付けが悪くなるとすきま風も入ってしまい、開口部からは58%も熱が出て行ってしまうというデータもあるほど。

※出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

と、そんな窓の断熱性能を上げる2通りの施工方法がこちら▼

Case:内窓設置

今ある窓の内側に“プラス”!
既存の窓との間に空気層ができるのも効果的◎

Case:外窓交換

高性能な窓への交換でキレイに快適に!
窓の種類(開き方)も変更できます◎

ということで、どの窓に内窓を付け、どの窓を交換するか?を決めていきます!

さらに……サッシの色、外窓交換や新設の場合は窓の種類も考えることができます♪

❓窓の種類ってどんなのがあるの?
💡たとえばこんな感じ!↓(下図参照)
私は個人的にすべり出し窓が好きなので、新規の窓はすべり出し窓を選択しました。
窓のサイズや縦横比、配置でも印象が大きく変わります。高所にある横長いカタチの横すべりorFIXや、小さめのFIXとすべり出し窓を等間隔に並べる……などもかっこいいですよね!
❓型or透明ガラス?
💡新築でも同様ですが、外からの目線や中からの景色を考慮して、窓ガラスを透明にするか、型ガラス(表面に凹凸をつけ、採光を確保しながら視界を遮ることができるガラスのこと)にするかを1つ1つ確認します。その他、すりガラスや和紙柄などのデザインも。
内窓の場合も選べるので、既存のガラスがどうなっているか?なども見ながら決めていきます。
❓内窓って既存のサッシと色を合わせた方がいいの?
💡何色でもOK!壁に合わせて白(アイボリーっぽい場合もあるので注意)にしたり、床材や家具と合わせた木目にしてもナチュラルテイストで◎
我が家は既存サッシが濃いブラウン、本当は黒にしたかったんですがラインナップに無かった(2024年3月現在)ので出来るだけ黒に近い濃いブラウンを選択しました。

以上をふまえ、今回はこのようになりました!↓

補助金でお得に!『先進的窓リノベ2024事業』って?

お家の断熱性が低い場合、最も熱が逃げてしまうのは「開口部」、という話がありましたが……
我が日本国ではそんな既存住宅の開口部の断熱性能を改修、省エネ化を促進してCO2排出削減に貢献しよう!ということで、ビッグな補助金制度が2022年~2023年に始まり話題となりました。
当制度は『先進的窓リノベ2024事業』として2024年も継続となり、大変お得に工事できる制度となっています!

また、『先進的窓リノベ2024事業』の他に、『子育てエコホーム支援事業』、『給湯省エネ2024事業』など(総じて『住宅省エネ2024キャンペーン』)も併用することができ、幅広いリフォーム内容で補助支援を受けることができます!

『先進的窓リノベ2024』補助金申請の為にしたこと

補助金申請の流れとしては、施工業者が申請から還元まで全て行います。

(※『住宅省エネ2024キャンペーン』にあらかじめ事業者登録している施工業者でないと申請してもらえないので注意!)

ということで…施主側がすることは実はそんなにありません(本人確認書類を用意したり任意のアンケートが実施中なくらい…?)

交付申請はリフォーム工事の完了後に行われますが、補助金の予算を確保するために『交付申請の予約』をしてもらうことができます!

予約のタイミングとしては、リフォームに使う対象製品(製品型番)が決定&工事に着手した後(写真も必要らしい…!)。

ということで、必要書類等がこちら↓

『先進的窓リノベ2024』の交付申請予約に必要な書類

①先進的窓リノベ2024事業 共同事業実施規約
⇒工事担当者から書類を受け取り、署名・捺印します。
②工事請負契約書
⇒リフォーム工事前に契約を行います。詳しくは後日ご紹介!
③工事【前】写真(補助対象の箇所すべて)
⇒開口部(窓・玄関)のビフォー写真が必要!撮影は工事担当者が行いますが、お家の中に入ってもらう必要があるのでお片付けをしました……
④着工写真
⇒工事に着手した後、工事担当者が撮影。
⑤本人確認書類
⇒住民票orマイナンバーカードor運転免許証orパスポートor在留カードまたは特別永住者証明書or健康保険被保険者証または後期高齢者医療被保険者証

 

≪さらに、補助額が30万円以上になる場合は以下も必要!≫

⑥既存住宅であることが確認できる書類
⇒建物の不動産登記事項証明書or建築確認における検査済証or固定資産税の納税通知または証明書

 

≪リフォーム後の交付申請時には以下を追加≫

⑦設置した窓(ガラス)・ドアの性能証明書 等
⇒工事担当者が建材メーカーに発行してもらいます。
⑧工事【後】写真
⇒開口部(窓・玄関)のビフォー写真と同じ角度でアフター写真も撮影!
例)こんな感じで工事【前】写真を撮ってもらいました↓

Tips

★やむを得ない理由がある場合、工事【前】写真の提出免除などの制度もあります。
★以上は2024/3時点での情報です。その時によって状況は変わりますので、最新の情報や個々のご対応は担当者へ尋ねてみてください!

ということでお届けいたしましたリノベ体験記~窓編~。

家づくりやリフォームでは窓だけではなく決めることが沢山あります……!

次回はそんな色々決める事などなどをご紹介!

~つづく~

次回更新をお楽しみに!

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